調査票の記入欄に、枠内に収まるように記載することとありますが、指定されたポイント数・文字数だと枠内に入り切りませんでした。枠を引き伸ばし、PDFのレイアウトと異なってしまうのですが、問題ないでしょうか?
PDFのレイアウトは崩さないでください。枠に入りきらない場合には文字のポイント数を小さくすることで対処してください。
調査票の欄が狭すぎます。文字数をオーバーしてもよいでしょうか?
文字数はオーバーしないでください。指定した文字数内にまとめるのも技術のうちです。
チェックボックスにはどのような記号を入れたらよいでしょうか?○でしょうか☑でしょうか。
見て分かればどのような記号でも構いません。
ただし、志望研究室の欄はチェックではなく志望順位を記入しますので気をつけてください。
調査票記述の引用の方法は特にご指定はございませんでしょうか?直接引用のみでなく、間接引用(要約の後に(○○ et al. 2019)など)でもよいのでしょうか。
特にございません。 記載枠内に収まるよう、ご自身で判断してご記載ください。
参考文献を引用する場合、著者や著書名、年など記載すべきと思いますが、文字数にも制限がありますので、最低限記載すべきものがあれば教えてください。
記載枠に収まるようご自身で判断してご記載ください。
調査票の内容について、志望研究室の先生に1度見てもらうなどの行為は違反行為になりますでしょうか。
志望先の先生に調査票の内容など確認、校正などをしてもらうことは違反行為になります。ご注意ください。
調査票の文字はポイントを指定(10~11)より小さくしてもいいのでしょうか。
10ポイントでは指定文字数で枠内に収まらない場合には小さくして結構です。
文字数はオーバーしてはいけません。
第一志望の研究室から受け入れOKの連絡を貰っています。第2志望以降は必ず記入する必要がありますか?
CB・MS群ともに、第二希望以降も必ず記入してください。記入しない場合には研究室配属で不利になることがあります。
第一志望の研究室が受け入れを表明している場合でも、研究室定員等の理由で、合格しても第一希望の研究室では受け入れられない場合があります。
志望研究室は指定数書くと仰っていましたが、志望する研究によって、合格しにくい、しやすいということはありますでしょうか?
合格・不合格自体は入試成績のみによって決まるため、志望研究室には依存しません。
4月入学と10月入学はどう違いますか?入学時期はいつ選択しますか?
4月入学は4月に入学し、10月入学は10月に入学します。修了予定の年月も入学時期に応じて変わります。
入学時期は出願時に入力します。口述試験日以降に入学時期を変更することはできません。また、入学時には入学資格を満たしている必要があります。
4月入学と10月入学に重大な差はありませんが、受験生の便宜のために思いつく違いを以下に述べます。
- 東京大学としては4月入学と10月入学に制度上の差を設けているということはありません。
- しかし、日本の学校は幼稚園から大学まで、基本的には4月から学年が始まります。このため、日本社会のあらゆるところで学生は4月に入学することを想定しています。このことに起因する間接的な不利益や利益がいろいろと存在します。
- メディカル情報生命専攻においては初歩的な講義は4月に、応用的な講義は10月に開講されていることが多いです。10月に入学した学生が初歩的な講義を取りたい場合には6か月間待つ必要があるかもしれません。
- 4月入学の方が学生の人数が多いため、3月の卒業式の方が豪華です。9月の卒業式の方がこじんまりしています。入学式も4月入学の方が豪華です。
- 3月末は日本の引っ越しシーズンで家賃の相場も高くなります。9月末の方が条件の良い賃貸住宅を見つけられるでしょう。これは10月入学のメリットかもしれません。
- 修了後に日本で就職したい場合の話をします。新卒の就職市場では、多くの会社において4月に入社することを前提として募集が行われます。10月に修士課程に入学した留学生が日本で就職する際には6か月間修士課程を延長して4月に入社する学生も多いです。博士課程は投稿論文の受理タイミングをコントロールすることが難しく、狙った日時に修了できるとは限らないので意図的に滞在期間を延ばそうとする学生は少ない印象があります。
- COVID-19の大流行により、留学ビザをタイムリーに取得することが難しい現状です。入学試験合格後、入学までの期間が6ヶ月あれば、日本での生活準備に余裕ができ、最初の学期の初日から日本にいることが容易になります。A日程(夏期試験)の場合、試験日時点で海外に居住している方は、10月入学は不可となります。